住友林業打ち合わせ③　自由設計とForest Selection BFの坪単価比較

こんにちは！ふーりんです。

前回の打ち合わせでは、Forest Selection BFで建設した場合、使用できる建材の制限からリビングに構造柱が立つことがわかりました。

今回の打ち合わせでは、どのようにプランが修正されたのでしょうか…？

前回の提示プランから修正を依頼していたこと

前回の打ち合わせで提示してもらったプランから、修正を依頼していた項目が３つありました。

今回はどんなプラン？

1. 構造柱がなくならないか検討してほしい

この矢印のいずれかの箇所に、構造柱が必要となることは変わりませんでした。

フォレストセレクションで使える建材で建設するには、４グリッドごとに柱が必要だそうです。

しかし、現在提示してもらっているプランでは、４グリッド分を支える柱・壁が存在しないためこのようなことが起こっているのでした。

注文住宅を建てるために数千万円を動かす予定ですが、それでも自由設計かフォレストセレクションで数百万円変わるとなると、迷いますよね…。

マルチバランス構法ではどうなる？

「マルチバランス構法」とは、構造用集成材に国産ひのきを使用し「きづれパネル」を貼り付けた、木造軸組工法にモノコック構造を取り入れた構法です。

「自由設計のためフォレストセレクションよりは坪単価が高く、しかしGRAND LIFEよりはやや坪単価が低いという価格帯で、平屋なら大開口をとりながら十分な耐震性を確保できるのでは…」ということを、SNSでお世話になっている方に教えていただきました。

そしてここが真の狙い「自由設計で建てられるため、爆誕している構造柱も解決するのでは？」という魂胆です。

これまで何度か住友林業と打ち合わせをしてきましたが、私たちは住友林業が手掛ける構法は「ビッグフレーム構法」しかない、と思い込んできました。

この「マルチバランス構法」の話を聞いた時に調べてはじめて、住友林業ではいろんな構法で建てられることを知ったのです。

自由設計のため、現在提示されているプランをマルチバランス構法で建てることは可能だそうです。

しかしマルチバランス構法で建てても30坪前後の平屋では、ビッグフレーム構法で建てる自由設計の「GRAND LIFE」から多くとも50万円程度の差にしかならないそうで、大きな減額要素にはならなさそうでした。

結局、ふーりん宅はビッグフレーム構法をとれるフォレストセレクションか自由設計で建築することにし、マルチバランス構法は断念することにしました。

このブログの題名でもある「さいきょうのいえ」をつくるためには、耐震性を含めた住宅の構造の違いもハウスメーカー選定の段階でこだわりました。

しかしここで構造を変更してしまうのは、これまで時間をかけて考えてきた理想を崩すものであると思ったので、当初の「ビッグフレーム構法で建てる自由設計かフォレストセレクションか」に戻ることに決めました。

2. 脱衣所が南になるように、水回りの位置を変えたい

前回のプランを公開！

前回のプランでは、水回りが思うような配置になりませんでした。

パターン①はすでに洗濯物の乾きが気になってなりませんでした。

乾太くんなどの衣類乾燥機を導入する予定なら、水回りを北側に配置し、リビングを南側に配置し広い空間とすることが最善のプランになると思います。

パターン②は、洗い終わった洗濯物をファミクロに収納するまで遠く、家事動線があまり良くありません。

どのように改善した？

設計士さんとふーりん夫が頭を悩ませながら配置を考えてくれ、なんとか方向性が定まりました！

敷地が東西に長かったことも幸いして、なんとかリビングの広さを確保しながら配置をすることができたと思います。

3. リビングを4×4もしくは4×5グリッドの広さがほしい

フォレストセレクションは建物の外枠が決まっているため、30坪前後にするならばリビングに4×5グリッドを確保することは他の部屋の兼ね合いもありプラン上困難だそうです。

自由設計とForest Selection BF

自由設計とForest Selectionの金額の差は？

見積もりを再度出してもらえる予定でしたが、時間の都合上間に合わなかったとのことでした。

そのため概算になるようですが、

それって坪単価に換算したらほとんど差がないってことじゃないですか！？

ふーりん夫婦宅は、書斎やファミクロなど小さい部屋も含め、部屋数が多いため壁が多い作りになる予定です。

そのため、ほとんどフォレストセレクションの原型をとどめておらず、自由設計寄りの住宅になっていることが金額差の出ない要因でした。

自由設計とForest Selection どちらで建てる？

自由設計で建てるか、フォレストセレクションで建てるか、住友林業で契約する以前からずっと迷ってきました。

そして、フォレストセレクションで建設すれば構造柱は免れず、外壁も制限されるなら自由設計を選択する方が良いのでは？という気持ちが強くなっていました。

ということで、ふーりん夫婦宅は

GRAND LIFEで建設することに決定しました！！

今後の打ち合わせの方針

もう減額を考えないといけなくなった…

契約を急いでしまったことにより、見積もりの予算は希望額よりややオーバーしたものとなっていました。

勾配天井＋現し梁にプラン変更したこともあり、さらに100万円ほど増額になるようです…。

リビングの広さを変える？

総額から大きく減額するには施工面積を減らすことが効果的…ということで、さっそくリビングの広さを見直すことにしました。

天井の形状変えようか？

当初見積もりでは、折り上げ天井＋現し梁であったため、寄棟屋根でプラン作成されていました。

しかし勾配天井に伴って屋根も高くなるため、切妻屋根の形状を取る必要があります。

その結果、屋根で囲まれた三角の部分の外壁施工が増えるため、増額につながるとのことでした。

金額は気になるところですが、だからといってあれもこれも諦めて減額してしまうのは考えものです。

そのため、現段階では勾配天井＋現し梁の仕様にしておいてもらうことにしました。

次回の打ち合わせ内容はどうなる？

34坪から少し施工面積を減らしてもらったプランへ修正をお願いしました。

敷地が台形に近い少々いびつな形状をしているため、敷地に合わせた形状に変更するとどのようなゾーニングになるかもプランニングしてほしいことを伝えています。

ここまでお読みいただきありがとうございました！