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こんにちは!
あの暑さが嘘みたいに、すっかり秋らしくなりましたね。
この時期になると街に漂う金木犀の香りが好きなんですよね〜
今回は、太陽光発電システムを7.6kW載せた新居で真夏を越して、
- 太陽光はどれだけ発電したのか
- 太陽光パネルのメーカーを比較した際にしてもらったシミュレーションによる推定発電量と、実際の発電量の差はどの程度だったか
について記事にしようと思います。
初期費用に決して安いとは言えない金額を払ったこともあり、載せた太陽光がどの程度発電してくれるのかはとても気になっていました。
そして、上のトピックスの他にも
- どのくらい売電できたのか
- 何年ほどで太陽光の費用を回収できそうか
にも触れるつもりです。
わが家の太陽光発電システムについて
はじめに、ふーりん夫婦宅に搭載している太陽光発電システムについてですが
メーカー:Panasonic
搭載量:太陽光パネル 7.6kW、パワコン 8.8kW
を南側一面搭載しています。
太陽光発電は、レジリエンスに興味のある夫の希望と、自家消費をして日中の電気代が減らせたら良いなと思って採用しました。
住友林業でその時に取り扱っていたメーカーはSHARP、カネカ、Panasonicだったので、それぞれのメーカーに搭載シミュレーションをしてもらって変換効率やkWあたりの金額(kW単価)を見て決めました。
同じ屋根に載せる場合でも、メーカーによって載せられるkWが違うことがあります
シャープは同じ面に載せても7.11kWになるとのことでした。
パワコンは過搭載になっても良いと思っていましたが、設計担当さんの考えでこの量になりました。
2024年夏の発電量は?
7月〜9月の発電量と推定発電量は?
7月から9月の発電量と、Panasonicに出してもらったシミュレーションによる推定発電量は、
月 | 発電量(kWh) | 推定発電量(kWh) |
---|---|---|
7月 | 908 | 1,163 |
8月 | 997 | 1,216 |
9月 | 830 | 952 |
でした。
シミュレーションどおりの発電だったか?
概ね推定発電量の80%台(78〜87%)の発電量でした。
調べてみると、夏場の日射による太陽光パネルの温度上昇で発電効率が落ちるそうで、それが一番の原因かと思われます。
メーカーが発表している推定発電量は25℃の気温条件で出しているものが多いようで、そこから気温が1℃上昇するごとに0.5%程度発電量が低下していくようです。
日差しが強ければそれだけ良いってことじゃないんだ…
7.6kWでどのくらい売電できる?
7月〜9月の売電量
- 2人暮らし
- オール電化(おひさまエコキュート)
- 可能な限り日中に家事を済ませる
- エアコンは朝から寝るまでつける(発電している時間帯はついている)
といった自家消費をして可能な限り夜間の買電をしない方針の生活を行った結果、売電量は
月 | 売電量(kWh) | 発電量(kWh) | 発電量に占める売電量(%) |
---|---|---|---|
7月 | 698 | 908 | 76.8 |
8月 | 827 | 997 | 82.9 |
9月 | 664 | 830 | 80.0 |
でした。
家族の人数によって自家消費も増えますし、その分売電できる量も減るかと思いますが、わが家の現時点での売電量はこのような感じです。
太陽光発電システムは何年で回収できそうか?
設置した太陽光発電システムの費用を何年で回収できるのだろう、と考えた時の計算式は以下のようです。
回収年数=設置費用÷年間の(売電収入+自家消費して削減した電気代)
Panasonicの7.6kWの太陽光パネルは設置に¥2,150,340かかりました。ただ、市町村の補助金を受けたので10万円分マイナスして¥2,050,340です。
年間の売電量はPanasonicからもらった推定発電量の85%と仮定します。
夏の3ヶ月が推定発電量の78〜87%だったから、厳しく見積もってもこれ以下にはならないかな…と
買取単価の16円で計算すると、年間の推定売電収入は¥158,140になりました。
自家消費(発電量-売電量)した電力量は発電量の20%程度で推移しているので、年間も同様であると仮定します。
現在契約している電力会社は1kWhあたりの価格が25円であるため、自家消費によって削減できる年間の電気代は¥58,140と推定できます。
以上から、
2,050,340÷(158,140+58,140)=9.48
のため、約9年半で回収できる計算ですね。
投資とは全く考えていないけど、10年以内なら悪くはないはず
ただ、あくまでも推定のため、冬の発電や今後10年の家族形態によっては回収までにもっと時間がかかる可能性もあります。
最後に
以上、太陽光発電システムを7.6kW載せるとどのくらい発電するかのお話でした!
売電価格も年々下がっており、太陽光発電で収益を得る(投資として利用する)方向には考えず、可能な限り自家消費をして電気代を削減したいと思って採用しましたが、お昼間は電気代を気にすることなく過ごせて良かったです。
2025年の6月までこのブログを更新していれば、1年経った時点での発電量や売電量の記事も書きたいですね。
ここまでお読みくださりありがとうございました!
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