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新築マンションを買おうとしていた話

家づくりいろいろ

すっかり春らしくなって、良い季節になりましたね。

今回は、注文住宅ではなくまさかの「新築マンションを買おうとしていた話」です。

家を買うぞと決めてからおおよそ2ヶ月後の話、かなり本気の購入予定であり、住宅ローンの仮審査申込書まで記入していました。

しかし、思わぬ横槍が入ったことでこの計画は白紙となってしまうのです…。

横槍とは何か?

それは建築請負契約をした現在も、私たちの悩みのタネとなっているのです…。

注文住宅とは関係ない話も多々混じっているため流すところは流して書いていますが、最後までどうぞお付き合いくださいませ。

なぜ新築マンションを買おうとした?

「持ち家か賃貸か論争」で私の意見が採用されたあと、夫は言いました。

ふーりん夫
ふーりん夫

家を買うなら駅から近いところにあるマンションがいい。

リセールバリューと災害リスクには重点を置きたい。

夫の意見をまとめると以下になりました。

  1. 賃貸は駅から近いところに多いのだから、購入するからといって駅までのアクセスを諦めたくはない
  2. 万が一のことがあって家を手放すことになっても、大きく価値が下がらないような物件が良い
  3. ハザードマップである程度安全であることが確認できる立地が良い
  4. 老後も安全に暮らせるようにフラットな生活がしたいので、マンションが良い

マンション育ち、戸建てに憧れがある私でしたが、①〜④の意見は非常に納得できたので、マンション購入の方向で進めることにしました。

ふーりん
ふーりん

予算を考えると、戸建てでは①〜③は叶わないかもしれないもんね…

とはいえ、何から手を付けたら良いのだろうか?

ネットなどで色々調べたうえで、さらに手っ取り早く正確な知識を吸収できる機会はないものかと探した結果、「SUUMOカウンター 新築マンション」が開催している「新築マンション購入講座」なるものがあることを知りました。

ふーりん
ふーりん

参加費も無料だし、わからないところを聞けたらな、くらいの気持ちで参加しました

結果的に、疑問点は講座である程度解決できて、さらには予算に合いそうな坪単価のマンションを数件紹介してもらえることになりました。

アドバイザーの方に話も聞いてもらって、私たちが理想とする住居のテーマも見つかりました。

今後60年以上ずっと安全に住むことも、転勤が決まったときには売り貸しすることもできるように資産性が期待でき、もし地震や洪水などの災害があった際にも家族を守り安心して暮らせるもの

マンションギャラリーに行ってみた

紹介してもらったマンションの中で、もっと知りたいと思ったマンションが2件あったため、マンションギャラリーに行くことにしました。

マンションギャラリーの予約もSUUMOカウンターでしてもらいました。

ふーりん夫
ふーりん夫

結構至れり尽くせりだよね

①マンションギャラリーAへ行ってみた

はじめてのマンションギャラリー訪問は、私たちが現在居住している市内にあるファミリータイプの大規模マンションAでした。

水回りなどの内装設備は注文住宅のクオリティに負けず劣らずで、狭くなりがちなLDKでも広く見えるような工夫がなされていました。

今思えば金額面でもかなり魅力的だったのですが、

・駅から少し遠い

・川が近くにあることで、ハザードマップ上危険な場所に立地している

ことが原因でお断りすることにしました。

②マンションギャラリーBへ行ってみた

現在住んでいる市から、電車で数駅の距離にあるマンションBは、様々な年齢層が購入を検討している中規模マンションでした。

このマンションも設備のグレードは高く、先ほどのマンションと比較して駅からはまだ近い位置にあります。リセールバリューの観点からも良い条件が整っていると思いました。

ハザードマップ上は洪水時の冠水が気がかりになるものの、まだ問題なさそうな地域です。

ふーりん夫
ふーりん夫

24時間ゴミ出しできるし、このマンション良いね

マンションAと比較して高額ですが、立地条件から妥当と思われる金額でした。

こうして、私たちはマンションB購入の意思を固め、住宅ローンの仮審査を通そうとしていました。

と、ここでお待ちかね横槍の登場です。

最大の敵にして、放置できない存在の横槍とは?

「大きな買い物することになるわけだし、一応お互いの両親に言っておくか」と考えた私たちは、それぞれの両親に報告することにしました。

ふーりん夫
ふーりん夫

〇市にある新築マンションを買おうと思っているんだ

報告を聞いた夫の両親は、

家を買うつもりがあるなんて話を一度も聞いていない!

まだ若くて、今後の家族形態もどう変化するかわからないのにリスクすぎる!

ふーりん
ふーりん

うわっ、なんか予想していた通りになってしまったな

夫から「これまでの経験から物事をすんなり賛成してもらったことはあまりないため、一度は反対にあうだろう」と聞いていたため、想像はついていました。

そのため、何度か会って説明をして、どうして私たちが家を購入しようとしているのか、ローンの観点からも購入するなら早めが良いと思うことを説明していきました。

何度かの話し合いを重ねても、夫両親の思いは断固として変わらず、

マンションBの立地は子育て環境には良くないと思う

家を購入するとしても、マンションではなく戸建てのほうが子どもをのびのびと育てられると思う

と、最終的にはマンションBおよびマンション自体を購入することに対する反対の嵐です。

もし新築マンションについて知りたくてこのHPをのぞいてくださっていたら、不快な思いをすると思います。ごめんなさい。

当初の予定通り進めば、キッチンや建具など内装のカラーバリエーションを選択することもできたのですが、話し合いが想像以上に長引いてしまって選択できる期限も過ぎてしまっていました。

ふーりん
ふーりん

まだまだ理解してもらえそうにないし、マンションBには打ち合わせの保留をお願いしようか

マンションBの営業さんにすでに長期間待ってもらっていましたが、まだまだ両親の理解が得られず、今後の見通しも立たないため、打ち合わせを保留してもらうことにしました。

注文住宅を購入するという道へ

話し合いを重ねている間にも、マンションBの希望の階層や間取りは成約されていきます。

ふーりん
ふーりん

もう購入したいな、と思う条件のお部屋は売れてなくなっちゃったね

分譲マンションには分譲スケジュールというものがあるため、短期間ですべての住戸が成約するということはありません。

しかし階層や間取りによって価格が異なるため、私たちが希望していた間取りと価格帯のバランスがとれなくなってきていました。

その他の地域にも新たなマンションはどんどん建築されていますが、駅近の物件であり予算オーバーな状態です。

ふーりん夫
ふーりん夫

もうマンション購入は諦めようか

マンションを購入することを諦めた私たちは、こうして注文住宅を検討しはじめたのです。

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この記事を書いた人
ふーりん

住友林業の平屋で暮らす20代の共働き夫婦です。
2023年12月に着工し、2024年6月引き渡されました。
家づくりで大切にしたことは「構造的に丈夫で安心して住める家」「木質感あふれる落ち着いた家」とすることです。
オークの無垢床や勾配天井など、こだわりをいっぱい詰め込みました。

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