GWも働き詰めだったふーりんですが、唯一の休みにTOTOのショールームを訪問しました。
GW中ということもあって、家族連れで賑わっていました~
トクラスのショールーム同様、カタログだけではわかりづらいところを見て、さわってしてきましたので、そのレポートをしていきます!
TOTOのショールームへ
TOTOとは?
TOTOってトイレの会社だよね?
となるくらい、日本での認知度は高い住宅設備機器の製造販売メーカーではないでしょうか?
旧社名を東洋陶器株式会社といい、東陶機器株式会社への社名変更を経て正式名称がTOTOになりました。
トイレの便器などは衛生陶器と言うようです。社名もそこから来ているのかもしれませんね。
日本では、衛生陶器部門で約60%のシェアがあるようです。
トイレを見学する
トイレの種類を知る
トイレの種類ですが、従来のタンク式トイレとタンクレストイレがあります
タンク式トイレは、タンクと便座・便器部分がそれぞれ存在するトイレです。
住友林業のTOTOカタログでは、「タンク式ローシルエット(GG-J)」「タンク式一体型(ZX)」「タンク式分離型(STT340 J2)」シリーズの3種類があります。
住友林業では、タンク式ローシルエットである「GG-J1」が1階トイレの推奨仕様、タンク式分離型である「STT340 J2」は2階トイレの推奨仕様です。
タンクレストイレはその名の通り、タンクがないトイレとなっています。
「ネオレストAH」「ネオレストRH」「NJ」シリーズが展開されています。
住友林業でネオレストを導入しようと思えば、提案仕様になります
カラーは、「ホワイト」「パステルアイボリー」「パステルピンク」の3種類から選択可能です(「NJ」シリーズはホワイトのみ)。
外観の違いについて
給水栓の有無
タンクレストイレは、タンクをなくしてすっきりした外観にすることはもちろんのこと、給水栓も見えなくしてトイレから出るものはコードだけになるように工夫しています
言われてみなければ気づかなかったのですが、壁からトイレに向かって出る給水栓がないのです!
給水栓のホースって意外とホコリが溜まりやすいから、それが内蔵されているのはすごい!
しかし、これはタンクレストイレの場合の話。
タンク式のトイレには従来通り給水栓が出ているため、1階推奨仕様の「GG-J1」では給水栓が見えます。
推奨仕様を選ぼうと思っていたら関係のない話なのです…!
タンク式ローシルエットのタンク部分
タンクがある分、背部がタンクレスより少し大きいです
写真の赤丸で示した部分ですが、タンクレストイレ+3cm程度大きさをとるようです。
そこまで気にならない程度だね。むしろ3cm程度で済むのがすごい!
便器部分について
フチなし形状
洗浄する水が出てくる部分以外フチ裏がなく、フチが垂直に下りています。
フチ裏は汚れが溜まりやすいから、掃除しやすいのは助かる!
トルネード洗浄
渦を巻くように水を流して、便器を洗浄します
トルネード洗浄は以下のようなイメージだそうです。
「ネオレスト」の場合はフチと下部に1か所ずつ、「GG-J」の場合はフチに2か所に流水箇所があります。
お掃除リフト
ウォシュレット前方が持ち上がるので、便器の隙間に溜まった汚れも落としやすくしています
しっかりウォシュレットが持ち上がっていました。
毎回ここまで掃除することはないかもしれませんが、入り込んでしまった汚れを落としたいときにはうれしい機能ですね。
故障したらどうする?
もし故障してしまったら、どのように修理することになりますか?
トイレというものは、機能部と陶器にわかれるそうです。
そもそも陶器は割れない限り故障という概念がありません。
一方、機能部はいずれ故障するものなので、故障した場合まずは部品の交換で対応します。
部品が廃番になってしまっていたり、部品交換で対応できない場合は機能部全体を交換する必要があります。
部品の廃番:商品の廃番から7,8年後(ネオレストの場合)
機能部と陶器の互換性がなければそもそもトイレ一式を交換する必要があることや、使用年数を鑑みて陶器を含めすべて新品にする人もいることから、機能部を交換することになればトイレすべてを交換するケースが多数のようです。
子どもがいる家庭で意外と故障しやすいものに、リモコンがあります。
ピコピコ押しちゃうんですかね…?
トイレはもはや家電と一緒
ウォシュレット含む機能部の性能によって、価格が異なってくるというトイレ事情が見えてきました。
ここまで機能が進化すると、もはや家電の一種になります。家電とかが好きな人は、高性能のトイレを設置される印象ですね。
価格と相談しながら、どこまでの機能を求めるか?のバランスを検討する必要がありそうです。
洗面化粧台を見学する
推奨仕様はTOTOでいう「オクターブ」
住友林業で提案しているTOTOの洗面化粧台は「オクターブ」シリーズだそうですが、現在TOTOで販売しているオクターブよりも一世代前のモデルだそうです。
住友林業で採用していただくことがコンペで決まったのが、一世代前の商品が最新だった頃でした。
新商品が出ても、何年か使用してもらう契約があるので型落ちになってしまうんです。
ということで、TOTOのショールームでは一世代前の「オクターブ」は設置していないとのことでした。
その代わりに、最新型の「オクターブ」を見せていただきました。基本的な機能は変わらないようです。
水栓が上から出ているため、水垂れによる水栓部分の水垢汚れの心配がないことが大きな特徴です。
また、洗面台を使用中にメガネなどの小物を置く場所が設けられているのは、使い勝手が良さそうな機能だなと思います。
顔を洗うときのメガネの置場所って、意外と困るんだよね
また、トイレで使用しているものと同じ仕組みのきれい除菌水を洗面でも使用できることは魅力かもしれません。
排水溝の除菌や、歯ブラシなどの水回り小物の除菌に使用できるそうです。
歯ブラシにきれい除菌水を吹きかけて、清潔が保てるのは良いな
洗面化粧台の幅は750mm、900mm、1200mmから選択可能です。
幅を大きく取ってもボウルの位置は中央になり、片寄せなどはできないようです。
広がった幅の分だけ、左右にスペースができます
スウィング三面鏡も以下のように飛び出します。
「オクターブ」のカラーバリエーションは、「パナシェホワイト」「ライトウッド」「ベルベアッシュウッド」「ロイダルブラウン」「フィブラブラック」の5色展開です。
システムバスを見学する
推奨仕様はTOTOでいう「サザナ」
TOTOでは現在、「シンラ」と「サザナ」のシステムバスシリーズを扱っているようですが、住友林業で推奨されている仕様は「サザナ」シリーズになります。
バスタブの形状から選ぶ
浴槽内にステップがついている「ゆるリラ浴槽」と、浴槽の両端に向けてカーブがついている「クレイドル浴槽」から選択できます。
提案仕様となりますが、サイドにステップがついている「ワイド浴槽」というものもあります。
「クレイドル浴槽」は、身長165cmのふーりん夫が首の後ろを浴槽の縁につけて入ると、このような感じになります。
ステップで足元を上げて入浴するか、足元を広々とさせて入浴するかで好みがわかれそう!
カラーバリエーションは「ジュエリーホワイト」「ジュエリーブラック」の2種類があります。
お掃除ラクラクほっカラリ床について
ぜひ靴を脱いで床を踏んでみてください
トイレとは違い、TOTOのシステムバスについてはあまり知らずにいましたが、「ほっカラリ床」の存在は聞いたことがありました。
実際踏んだ感触は
ヒヤッとしないし、クッション性がある!
靴下越しということもあるのかもしれませんが、それでもお風呂場の床独特のヒヤッとする感覚はありませんでした。
さらに、ふわふわとした低反発のゴムを踏んでいるような不思議な感触の床でもありました。
やわらかくていいね
他メーカーの床がかたい(それでも標準的なかたさですが…)ことを気にしていたふーりん夫も満足気です。
「ほっカラリ床」の表面は親水特殊処理をしたFRP(繊維強化プラスチック)でできており、表面下に断熱クッション層と断熱床パンがあることで、冷気の遮断とクッション性を実現しているようです。
ほっカラリ床も販売から10年程度経ちました。販売後も改良を重ね、皮脂を浮かすような加工をしたりと進化しています
カラーバリエーションは「ホワイト」「ベージュ」「ライトグレー」の3色が推奨仕様ですが、提案仕様でラグ調やタイル調にすることも可能です(各4色展開)。
洗い場について
水栓の下に「お掃除ラクラクカウンター」が設置されています。
浴槽や壁から離れているため、スポンジでぐるりと一周させ掃除することができるのだそうですが…
取り外しはできません
収納棚(下写真)もあるのでここに何を置こう?と考える始末です。掃除する箇所もひとつ増えるし…。
カウンターを取り外せないなら最初からなくすことはできないか、営業さんに聞いてみようかなと思います。
しかし、仮にカウンターがあったとしても、スッキリとした印象の洗い場になっています。
壁パネルについて
4色同色プランもしくはアクセントパネルプランから希望のパネルを選択できます。
パネルによって浴槽と床の色が決まるプランなので、実質選べるのはパネルのみです
最後に
トイレは言わずもがな、洗面化粧台やシステムバスも手入れのしやすさや使い勝手の良さを考えて作られているなぁ〜といった商品ばかりでした。
どのメーカーも魅力的な商品がそれぞれにあって、選べません!
それぞれのメーカーでここは魅力!という点を把握しながら、水回りを選んでいきたいなぁと思います!
TOTOならほっカラリ床は大きな魅力だね!
次回はLIXIL訪問予定なので、またレポートという名の備忘録していきます。
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