WEB内覧会の6回目はキッチンです。
これまで実家はマンション、大学時代は築65年の学生寮、社会人になってから社員寮・賃貸アパートと住んできたふーりんですが、
注文住宅に足を踏み入れて初めて

キッチンもおうちのインテリアの一部のように魅せる、という世界があることを知りました
キッチンは住宅設備としてあまり選択肢がないイメージだったので、“形や機能以上にカラーやデザインに凝って、おしゃれなキッチンを探し求める”という過程が楽しかったなぁという思い出がありますね。
そんなふーりん夫婦宅のキッチン、内覧会スタートです!

WEB内覧会の一覧はこちら!こだわりをぜひ見ていってください!
- 玄関・シューズクローク
- トイレ
- システムバス・洗面台
- リビング
- ランドリールーム・ファミリークローゼット
- キッチン
- 小上がり和室
- 寝室・洋室A,B
- 書斎
キッチンメーカーはトクラス
ショールーム巡りもした
住友林業から
- トクラス
- LIXIL
- クリナップ
のカタログをもらっており、住友林業のショールームにもキッチンの展示はあったのでそこから選ぶこともできたのですが、すみりん施主のブログを読んでいると住宅設備のショールームにみんな行っているようだったので私たちも行くことにしました。

ショールームに行くことで、カタログだけではよくわからなかった各メーカーの違いを知ることができたね
↓↓ショールーム巡りをしたブログ記事は以下から読めます↓↓
トクラスを選んだ決め手
“クリナップと言えばステンレス”のイメージがあったのですが、ずっとステンレスシンクを使い続けてきたので「新居はステンレス以外のシンクにしたい」と思っていたこともあり、クリナップは候補から外れました。
LIXILとトクラスの大きな違いとして、キッチンのワークトップが
- LIXIL:セラミック
- トクラス:人造大理石
であることだと思っていましたが、私たちにとっては「正直どちらでも良いな…」という考えで。
そのため、LIXILとトクラスが他に売りとしている部分に着目して比較することにしました。
私たちにとってはLIXILのらくパッと収納にあまり魅力を感じなかったこと、一方でトクラスはシンクも人造大理石が標準であることや天板とシンクがシームレスであることなど、私たちがこんなキッチンにしたいなと思っていたものが揃っていたことからトクラスに決定しました。

LIXILもステンレス以外のシンクにはできるのですが提案仕様で…。
その他にも、LIXILでは提案仕様だけどトクラスでは標準仕様、というものがいくつかあったのも決め手となりました。
キッチンのこだわりポイント
前述の通りふーりん夫婦宅のキッチンはトクラスで、商品名はCollagia(コラージア)です。

おうちの雰囲気に合うようにした
YouTubeでルームツアー動画を見漁って、キッチンもインテリアの一部のようにおしゃれに魅せることが流行り(?)であることを知りました。

キッチンって家の端や廊下に追いやられているイメージだったから、リビングにドンと置いてあるのはなんか新鮮
ルームツアーに出てくる素敵なおうちは、おそらく流行もあるのでしょうが黒やグレー、木調の面材を使用したキッチンが多く出ています。
わが家は木質感を全面に出す予定であったので「黒やグレーで締めた方がきっとかっこいい!」と思い、黒やグレー系の面材以外は検討しないくらいの勢いだったのですが正解でしたね。
お気に入りの面材がマイナスオプションだった
トクラスの面材の中で黒やグレー系を検討て一番気に入ったのが“Zシリーズのグレーストーン”でしたが、トクラスは塗装面材を強みにしているので、シート面材であるZシリーズはマイナスオプションに該当していました。

デザインが一番好みで、かつ安くなるって最高では?
ということで、少し嬉しい気持ちで面材が決まりました。
吊り棚は木調に
当初はキッチン・カップボードと合わせてグレーストーンにする予定でしたが、吊り棚だけでも少々圧迫感があるのにグレー面材にすると余計圧迫感が出るような気がして。
住友林業クレストの吊り棚を参考にして、トクラスの木調面材にしてもらいました。

クレストの吊り棚も考えましたが、やはり価格が上がるとのことで…断念
あえてペニンシュラ型に
間取りづくりにおいて導線を優先したので、キッチンは左右どちらからでもアクセスできるようにいわゆるアイランド型で考えました。
しかしアイランドキッチンではなく、あえて壁を立ててペニンシュラ型にしてもらいました。
こうしてもらった理由は
- 調理中に油が横に飛び散ることがあるため、壁を立てて無垢床が汚れないようにしたい
- 反対側にスイッチニッチをつくって、家の中心で一元管理できるようにしたい
と思ったからです。


実際、壁を立てて汚れないようにして良かったですし、家の形につくってもらったスイッチニッチはかわいくて気に入っています。
通路幅を広くとった

キッチンとカップボードの間の通路幅はどうしますか?
設計担当さんから「2人ですれ違えるならこのくらい、最低でもこのくらいの幅が…」という目安を教えてもらったうえで、
“食洗機とカップボードの扉を同時に全開にした長さ”以上を通路幅にしてください、とお願いしました。

食洗機から直接カップボードに収納したいから、同時に開けられるようにしたかったのです

結果、設計担当さんがLDKのバランスを考えて
食洗機とカップボードの扉を同時に全開+人が1人通れる幅=1200mm
で取ってくれたのですが、これが本当に使いやすくて満足しています!

この通路幅を提案した自分たちを褒めたい…!
ゴミ箱用のスペースをつくった
これまで住んできた家ではキッチンの近くにゴミ箱を置いていたのですが
- 廊下を狭めてしまって邪魔になっていたこと
- 蓋の開け閉めでクロスを削ってしまうことがあったこと
がありました。
ルームツアーで見たおうちはキッチン周りに置くゴミ箱の位置まで計画されていたので、わが家でも同様にしたいと思いました。
候補として、シンクの下にゴミ箱用スペースをつくるか、カップボードの1列分をゴミ箱用スペースにするかが挙がりました。
しかし設計担当さんに確認してもらったところ、前者はできないということだったので後者でお願いすることにしました。

トクラスのカップボードのラインナップの中に、フリースペースがとれる商品があったのでそれを採用しました。
カップボードの中に入れることによってゴミ箱が邪魔になりませんし、キッチンで調理して振り返ってすぐに捨てられるので便利です。
食洗機はフロントオープンにしなかった
着工合意が迫るころ、トクラスのキッチンにミーレのフロントオープン食洗機が入れられるように仕様が変わりました。

フロントオープン、入れやすそうで大容量だし良いな…
と思いましたが、それなりのオプション費用がかかるわけで。
- 今は2人暮らし
- 食洗機は1日に1回まわす(賃貸の時に使っていた食洗機でも)
ということから「今は深型にして、故障して買い換えの時期には家族も増えているはずだし、その時にフロントオープンにしよう」という判断になりました。
住んでみて感じたこと
気付けばキッチンに色々とこだわりを詰め込んだわけですが、やはり打ち合わせでは思い至らなかったこともいくつかあったわけで。
収納は十分すぎた
収納はできる限り設けたいと思っていたのですが、パントリーをつくる予定はなかったので
- キッチンの前面収納
- カップボード
- 吊り棚
と、キッチンの付属品でとれる収納は全部とりました。
前面収納には文具などの日常雑貨、カップボードには食器を入れて、吊り棚は食料庫や家電入れとして使っています。
まだ食器も必要最低限しか揃えていないこともあるからか、収納の使用率は約7割程度です。
十分すぎるほどの収納スペースをつくることができたなぁ、と思います。

いつかこの収納スペースが全て埋まるのだろうか…
吊り棚は大きくてなくすか、もっとコンパクトなものに変えようか検討しましたが、

吊り棚を無くしても減額にはならないみたいです
と言われたこと、吊り棚を変更するとさらに増額になることからそのままにすることに決めました。
吊り棚の取っ手が目立つ
吊り棚の面材は指定しましたが、まさかこんな大きな取っ手がつくとは思っていませんでした…。

言えば取っ手なしの吊り棚もあったのかも?
でも思い至らなかったなー…
遠くから見ても、結構目立つんですよね。
これがキッチンの中での唯一の後悔かなと思います。
最後に
以上、キッチンのWEB内覧会でした。
住友林業での打ち合わせだけでなくショールームを訪問したり、機能面とデザイン面の両方をこだわったり、キッチン選びは選択肢が多くて迷うこともあったけれど楽しかったですね。
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