【契約前】住友林業打ち合わせ②　打ち合わせという名の作戦会議

半ば他のハウスメーカーを諦める形で流れ着いた住友林業でしたが、

となるほど気に入ってしまったハウスメーカーでした。

スケジュールを振り返れば、住友林業とは契約前に７回打ち合わせをしていました。

今回は、契約前にどのようなことを打ち合わせしていたのか、思い出して書いていこうかと思います。

両親にどう納得してもらうか

いつの間にか、「家を買う・建てること」ではなく「家を建てる場所」に反対しはじめた両親に、どう納得してもらおうか営業さんも含めて考えていました。

「建てたいと考えている土地に価値があるのかわからない」という、理由にしやすい内容の反対理由を並べているだけでは、というのが営業さんの見立てでした。

つまりは、性能や費用、スケジュール感のことなどをよく理解できていないことからくる漠然とした不安が、頑なに反対されている理由ではないか、ということです。

両親が昨今の家づくり事情を学べる機会をつくることが、キーとなる可能性が浮上しました。

ハウスメーカーに訪問してから建築請負契約に至るまでのペースが早いのでは、という考えで両親に反対される人もいるようです。
その場合は打ち合わせに両親も同席してもらうことで、不安などを解消してもらったりすという方法をとることもあるとのことでした。

その他、営業さんから

• 全部の条件をのむわけではないが、ほとんどは両親の意向に沿うケースが多い
• 両親の考えを曲げて説得するのではなく、自分たちの意見を分かってもらって納得させる必要がある
• 着工まで約1年かかるので、両親と折り合いをつけながら打ち合わせを進めてクリアしていく人が多い

ことを教えてもらいました。

このように、契約前の打ち合わせの半分以上は作戦会議の時間でした。

住友林業のことをもっと知る

作戦会議しているだけだったら、せっかくの打ち合わせ時間も苦しい時間だけになってしまうので、住友林業のこともたくさん知るようにしました。

皮肉なことに、何も進められず時間だけはあったものですから、いただいたカタログには載っていないことを質問攻めにしていました。

テクノロジー展示場に行った

これ以上作戦会議することもなく、両親の出方次第だな…という時期になった頃、営業さんから

とテクノロジー展示場へのお誘いがありました。

テクノロジー展示場は一般的な住宅展示場と異なり、住友林業の営業さん同伴ではないと入れない施設だそうです。

建物の内部は基礎やビッグフレームが一部剥き出しにされており、どのような構造となっているかが実大サイズでわかりやすく展示されていました。

訪問した展示場はあと１ヶ月足らずで閉鎖が決まっていました。

その前に訪問できたこと、期限が迫っていることが両親の住友林業訪問への後押しとなったことは、今思い返してもグッドタイミングだったと思います。

オーナー宅訪問をした

決算期の値引きを適用させるために契約準備を優先したスケジュールで動いたので、実際の訪問は建築請負契約の数日後でしたがオーナー宅訪問もしました。

LDKの広さはどのくらいほしいかなど、家づくりをする上でのヒントをもらえました。

契約に向けて準備を進める

所有の土地に建てることで話がまとまり、契約書類に使用する設計図面を作成してもらうことになりました。

敷地調査を行ってもらっている間にも打ち合わせを行い、簡単なヒアリングをもって契約図面が完成しました。

図面も、「詳細は契約の後で変えていきましょう！」という感じです。

ただ、契約前に提示された値引きはもうちょっとだけ頑張ってもらいました。

住友林業で建てたいと思っていたので、結果的には急ぐように３月に契約をしても問題はなかったのですが、他のハウスメーカーと迷っている中だったら焦らずに決めた方が良いだろうなと思います。